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TEL  052-678-6543

受付時間 月曜日〜金曜日 8:00〜20:00

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大正15年創業100年の古き良き部分の継承

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉

サービスチーム リーダー 横谷 豪紀 様

合資会社親湯温泉について教えてください

合資会社親湯温泉は、長野県茅野市蓼科高原において「蓼科親湯温泉」、諏訪湖畔に「上諏訪温泉しんゆ」と「萃sui-諏訪湖」の旅館を運営している会社となります。

 

親湯温泉は、開湯が400年とも1200年ともいわれる温泉です。

 

戦国時代には、武田信玄が隠し湯として利用したと伝えられ、大正、昭和には多くの文人、歌人が温泉保養で蓼科親湯温泉に来館されました。戦時中には帝国海軍の傷病院として、負傷した兵士の療養施設になったこともあります。さらに、当時あった温泉プールはオリンピック選手が夏場以外でも練習できる貴重なプールとして利用されていた歴史があります。親湯温泉の歴史は古く、時代によって多くの方々に様々な形で愛されてきた温泉です。

 

蓼科親湯温泉から車で10分の湯川を地元とする篠原志都児が伊藤左千夫や平福百穂を蓼科 親湯温泉へ連れてきたことをきっかけに、島木赤彦、斎藤茂吉、土屋文明、高浜虚子、柳原白蓮をはじめとした多くの文人歌人達が訪れ、蓼科親湯温泉の歌や俳句を残してゆきます。太宰治が新婚旅行で蓼科親湯温泉を選んだり、映画監督小津安二郎監督が、蓼科に別荘を持ち創作に勤しんだりと、多くの文化人や知識人が訪れたり、別荘を構えるようになり、避暑地として蓼科の地が全国的に有名になってゆきました。

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江戸時代には、蓼科エリアには親湯温泉(蓼科)、滝の湯温泉(蓼科)、渋の湯(奥蓼科)の3軒しかありませんでした。古くから地元湯川村の村営で営まれておりましたが、大正十五年に初代柳澤幸衛が 旅館業を営みましたのでその年を創業年としております。昭和24年(1949年)に合資会社親湯温泉として設立されました。

 

現在は代表取締役社長兼プロデューサーの柳澤幸輝氏のもと、長野県茅野市・上諏訪市内に3つの温泉旅館を展開しています。本館の「蓼科親湯温泉」を筆頭に、姉妹館として2011年4月に「上諏訪温泉しんゆ」、2016年6月には諏訪湖畔の「萃sui-諏訪湖」をオープン。

 

それぞれ異なるコンセプトで、地域に根ざした温泉旅館文化を発信し続けています。

 

正社員比率が高く、離職率が低い親湯温泉では、若いスタッフも中心となって運営に関わり、心温まる接客が高い評価を受けています。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選(2025年)」受賞をはじめ、おもてなし規格認証(紺認証)、健康経営優良法人2025など、数多くの認定・受賞歴を誇ります。また地域貢献にも積極的に取り組んでいます。

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創業大正十五年 蓼科 親湯温泉のこだわりを教えてください

蓼科親湯温泉最大のこだわりは、3万冊蔵書ラウンジを始めとした、知と自然に囲まれた大人の寛ぎの空間です。

 

蓼科親湯温泉は百年の歴史の中、あまたの文人歌人に愛されてきました。そのつながりから、館内には、縁ある文人たちをイメージした客室「蓼科倶楽部」や、映画監督小津安二郎が好んで利用した客室を再現した「夕映の間」が備わり、彼らのギャラリーもあります。

 

そして、3万冊の蔵書ラウンジや岩波文庫の回廊を有するだけでなく、館内随所に本や作品が配され、知に触れる空間が広がっています。

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武田信玄の「隠し湯」とも言われている温泉は、畳敷きの大浴場を始め、蓼科山の渓谷や一級河川・滝の湯川を望む5つの絶景露天風呂で堪能できます。また、2023年4月には、女性専用の「プラネタリウム岩盤浴 蓼科 Stargazer」が誕生し、天井に投影された蓼科の星空を眺めながらじんわり体を温められ、至福のひとときを過ごせます。

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お食事は、朝夕ともに個室レストランにて周りに気兼ねなく。信州牛・蓼科牛・地元の蕎麦・信州みそ・信州サーモンなど、長野が誇る山の幸をふんだんに使った「蓼科 山キュイジーヌ」を提供しています。

 

四季折々に変わる献立は、地産地消を大切に旬の食材を活かした創作料理。さらに、諏訪の日本酒やNAGANO WINEを豊富にセラーに取り揃え、食と酒の両面からも信州の魅力を余すことなくお届けします。

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さらに、大人の寛ぎを最大限提供すべく、チェックインを14時、チェックアウトを11時に設け、最大21時間滞在が可能です。14時から16時はアルコールを含むウェルカムドリンクのサービスが楽しめ、宿泊客は絶景貸切露天風呂が30分無料でご利用できます。蓼科山の大自然に抱かれた地で、本に触れ、大人の寛ぎを楽しめます。

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どういったお客様がご宿泊されますか?

蓼科親湯温泉は「大人の寛ぎ・おこもりの宿」として知られており、ゆっくりと滞在されたいお客様が多くご利用されます。特徴的なのが連泊率の高さで、全体の約20%が連泊のお客様です。無料ランチサービスといった連泊専用の特典をご用意しているほか、3万冊の蔵書を擁するLibrary Lounge「みすずラウンジ&バー」、渓流や渓谷を望む5つの絶景露天風呂や女性専用のプラネタリウム岩盤浴など、1泊では足りないほど豊富なコンテンツが揃っており、それが連泊を後押ししています。

 

年齢層はベースとして高め、落ち着いた雰囲気を好む大人の旅行者が中心です。シーズンごとにお客様の層も変化し、4月〜6月はゆったりと過ごしたい大人の旅行者が多く、8〜9月の繁忙期にはご家族連れのお客様も増えます。また、12月〜3月のスキーシーズンには、冬の蓼科でゆったり過ごしたいというお客様が増加傾向にあります。

従来、蓼科といえば「夏の避暑地」という印象が広く知られており、冬の魅力はまだ十分に伝えきれていません。冬はとても静かで森が凛と佇み、時が止まったような穏やかな時間が流れています。冷たく澄んだ空気と白く染まる山々に包まれた静謐な環境が疲れた心を深く癒すリトリートになります。こうした蓼科の冬の魅力を伝える企画として、さまざまな施策に取り組んでいます。

 

昨年の冬から、平日限定でオーブンで焼き上げた焼きリンゴとホットワインの無料サービスを蔵書ラウンジで提供始めました。また館内を周りながら、太宰治や伊藤左千夫といった蓼科親湯温泉に縁ある文人・歌人をご紹介する館内ツアーを実施したところ大きな反響を呼びました。また八ヶ岳山麓のクラフトビールブランド「8Peaks BREWING」で工場見学を行い、地ビールをお持ち帰りできるプランもご用意しています。こうした冬の企画はとても好評で、今年も行う予定です。

 

お客様の国籍比率としては日本人のお客様が約95%、インバウンドは約5%です。太宰治や小津安二郎など日本の文化人ゆかりの宿という独自のストーリーが、欧米系の文化好きなお客様にも響いており、インバウンドは文化系の欧米からのお客様が中心です。予約経路はOTAと公式HPがほとんどで、団体のお客様は全体の約1割程度となっています。

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施設管理で苦労されている点は?

蓼科親湯温泉は大正15年(1926年)の創業から100年。リニューアルや増設を重ねながらも、歴史ある旅館としての風情ある空間を守るため、古き良き部分は敢えてそのまま残しています。それだけに、施設維持のためのメンテナンスが欠かせません。

 

例えば「すずらん亭」の廊下は、趣ある建物の構造上どうしても冷えやすいため、ガス暖房器具の適切な管理と定期的な点検が重要になります。こうした歴史ある建物を安全かつ快適に保つための細やかな管理が、日々の施設運営の課題のひとつです。

 

さらに大きな課題となるのが、標高1,350mという山岳立地による環境面の厳しさです。特に冬季は気温が大幅に下がるため、水道管・温泉配管の凍結防止対策が不可欠です。加えて、寒暖差の激しい高原環境では空調設備のメンテナンス頻度も高くなります。「温泉旅館は場所を移動できない」からこそ、その立地の課題と真摯に向き合いながら施設を守り続けることが求められます。

​(写真)清掃チーム 安藤様

HoteKanを採用いただいた背景は?

HoteKanとの出会いは、ホテル・旅館業界向けの専門紙である「観光経済新聞」での記事がきっかけでした。施設管理の情報をそれまで手書きで記録・管理していたことへの課題感があり、「データとして蓄積・管理できるシステムを導入したい」という思いは以前から持っていましたので、これが使えるのではと思いました。

 

施設管理においては、人材を育てることの難しさも大きな悩みでした。経験の浅いスタッフがどのように施設の状態を把握し、引き継いでいくか。属人化しがちな現場の知見をどう組織の財産として残していくか。こうした課題を解決する糸口として、HoteKanへの興味が高まりました。

 

導入にあたっては、まずトライアル期間を設けて実際の運用感を確かめた上で本格導入を決定。IT導入補助金も活用できたのも有難かったです。

 

また、導入後の使い方説明についてのサポートも手厚く、オンラインだけでなく現地にも何度か来てもらい、そのタイミングごとの使い方の工夫を教えてもらいました。そのため、比較的スムーズにメンバーの利用者数を増やすことができ、部署横断的なやり取りができるようになりました。

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(写真)サービスチーム  横谷様

HoteKanによる効果はありますか?

最も大きな変化は、客室・施設ごとの記録がしっかりできるようになったことです。以前は各担当が紙で資料を作って印刷し、どこかの机に置いておくというスタイルで、「あの書類ってどこにあったっけ?」と必要な情報にすぐアクセスできない状況でした。それがHoteKanの導入により、部署を超えたメンバー間での状況共有がスムーズになりました。

 

問題が発生した際も、これまでは「点(発見者)と点(報告される人)」の情報のやり取りが「全体」へとつながるようになりました。共有と管理を徹底することで、施設管理の生産性向上・省力化に着実につながっています。

 

また、マニュアルの共有ツールとしても活用可能性が高く、グループチャット機能を通じて担当者間での情報共有が可能になると考えています。

 

例えば、停電により、各エリアごとのブレーカーが落ちた際、施設管理のメンバーでブレーカーを戻す作業をしています。ブレーカーの位置さえ分かれば、どのスタッフでも対応できるはずなので、早速グループチャットにブレーカー位置が分かる動画を載せて共有しています。

 

施設管理のマニュアルをしっかりと資料にして、ボックス内に整理していきたいと思いますが、どうしてもチェックアウト11時からチェックイン14時の少ない時間の中で、清掃と施設管理を行うため、突発的に何かが起きた際もそれを書き留めてマニュアルにするという余裕がないのが現実です。

 

それをグループチャットに「ブレーカーの位置について」などのように動画や画像だけ撮っておいて残すだけであれば、隙間時間で対応が可能です。グループチャットに溜まってきた施設管理マニュアル集が増えてくれば、その材料を基に時間があるときに資料を作成し、ボックスに整理してファイル保管することができます。

 

これによって、何かあった時でも施設管理以外のメンバーでも対応できることが増えますし、各部署の新人教育としての手順書やマニュアルとして活かせます。施設管理については、どうしても「〇〇さん」に聞いてと属人化しがちでしたが、HoteKanを活用して、少しずつノウハウを組織の財産として残していきたいと考えています。

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(写真)施設 肥野様/清掃 安藤様/サービス 横谷様

実際にHoteKanをどのように使われていますか?

蓼科親湯温泉では、サービス部門と施設管理(清掃・設備)部門がそれぞれの役割でHoteKanを活用しています。特にチェックアウト後からチェックインまでの時間帯において、次のような流れで運用されています。

【HoteKan設備】

11:00~

お客様のチェックアウト後、清掃スタッフがお部屋に入り、設備の異常や忘れ物を発見。清掃スタッフ・サービススタッフがHoteKanに入力し、施設管理スタッフへ共有。

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12:00~

客室インスペクション(点検)の時間帯にも、サービススタッフが気づいた不具合をHoteKanへ入力。施設管理スタッフが現場へ向かい、対応を開始。チェックインまでに修繕が間に合うか、HoteKan上で進捗を確認しながら調整。

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今回インタビューさせて頂いた方

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創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 

サービスチーム リーダー 横谷 豪紀 様

2023年 合資会社親湯温泉 入社

上諏訪温泉しんゆにてフロントおよび接客業務に従事し、顧客対応力の向上に努める

2025年 蓼科親湯温泉へ異動

フロント・接客業務に加え、予約業務にも携わり、運営効率の向上を推進

現在 サービスチームリーダーとして現場マネジメントおよびサービス品質の向上を管掌

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大正15年創業100年の古き良き部分の継承

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 サービスチーム リーダー 横谷 豪紀 様

合資会社親湯温泉について教えてください

合資会社親湯温泉は、長野県茅野市蓼科高原において「蓼科親湯温泉」、諏訪湖畔に「上諏訪温泉しんゆ」と「萃sui-諏訪湖」の旅館を運営している会社となります。

 

親湯温泉は、開湯が400年とも1200年ともいわれる温泉です。

 

戦国時代には、武田信玄が隠し湯として利用したと伝えられ、大正、昭和には多くの文人、歌人が温泉保養で蓼科親湯温泉に来館されました。戦時中には帝国海軍の傷病院として、負傷した兵士の療養施設になったこともあります。さらに、当時あった温泉プールはオリンピック選手が夏場以外でも練習できる貴重なプールとして利用されていた歴史があります。親湯温泉の歴史は古く、時代によって多くの方々に様々な形で愛されてきた温泉です。

 

蓼科親湯温泉から車で10分の湯川を地元とする篠原志都児が伊藤左千夫や平福百穂を蓼科 親湯温泉へ連れてきたことをきっかけに、島木赤彦、斎藤茂吉、土屋文明、高浜虚子、柳原白蓮をはじめとした多くの文人歌人達が訪れ、蓼科親湯温泉の歌や俳句を残してゆきます。太宰治が新婚旅行で蓼科親湯温泉を選んだり、映画監督小津安二郎監督が、蓼科に別荘を持ち創作に勤しんだりと、多くの文化人や知識人が訪れたり、別荘を構えるようになり、避暑地として蓼科の地が全国的に有名になってゆきました。

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江戸時代には、蓼科エリアには親湯温泉(蓼科)、滝の湯温泉(蓼科)、渋の湯(奥蓼科)の3軒しかありませんでした。古くから地元湯川村の村営で営まれておりましたが、大正十五年に初代柳澤幸衛が 旅館業を営みましたのでその年を創業年としております。昭和24年(1949年)に合資会社親湯温泉として設立されました。

 

現在は代表取締役社長兼プロデューサーの柳澤幸輝氏のもと、長野県茅野市・上諏訪市内に3つの温泉旅館を展開しています。本館の「蓼科親湯温泉」を筆頭に、姉妹館として2011年4月に「上諏訪温泉しんゆ」、2016年6月には諏訪湖畔の「萃sui-諏訪湖」をオープン。

 

それぞれ異なるコンセプトで、地域に根ざした温泉旅館文化を発信し続けています。

 

正社員比率が高く、離職率が低い親湯温泉では、若いスタッフも中心となって運営に関わり、心温まる接客が高い評価を受けています。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選(2025年)」受賞をはじめ、おもてなし規格認証(紺認証)、健康経営優良法人2025など、数多くの認定・受賞歴を誇ります。また地域貢献にも積極的に取り組んでいます。

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創業大正十五年 蓼科 親湯温泉のこだわりを教えてください

蓼科親湯温泉最大のこだわりは、3万冊蔵書ラウンジを始めとした、知と自然に囲まれた大人の寛ぎの空間です。

 

蓼科親湯温泉は百年の歴史の中、あまたの文人歌人に愛されてきました。そのつながりから、館内には、縁ある文人たちをイメージした客室「蓼科倶楽部」や、映画監督小津安二郎が好んで利用した客室を再現した「夕映の間」が備わり、彼らのギャラリーもあります。

 

そして、3万冊の蔵書ラウンジや岩波文庫の回廊を有するだけでなく、館内随所に本や作品が配され、知に触れる空間が広がっています。

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武田信玄の「隠し湯」とも言われている温泉は、畳敷きの大浴場を始め、蓼科山の渓谷や一級河川・滝の湯川を望む5つの絶景露天風呂で堪能できます。また、2023年4月には、女性専用の「プラネタリウム岩盤浴 蓼科 Stargazer」が誕生し、天井に投影された蓼科の星空を眺めながらじんわり体を温められ、至福のひとときを過ごせます。

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お食事は、朝夕ともに個室レストランにて周りに気兼ねなく。信州牛・蓼科牛・地元の蕎麦・信州みそ・信州サーモンなど、長野が誇る山の幸をふんだんに使った「蓼科 山キュイジーヌ」を提供しています。

 

四季折々に変わる献立は、地産地消を大切に旬の食材を活かした創作料理。さらに、諏訪の日本酒やNAGANO WINEを豊富にセラーに取り揃え、食と酒の両面からも信州の魅力を余すことなくお届けします。

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さらに、大人の寛ぎを最大限提供すべく、チェックインを14時、チェックアウトを11時に設け、最大21時間滞在が可能です。14時から16時はアルコールを含むウェルカムドリンクのサービスが楽しめ、宿泊客は絶景貸切露天風呂が30分無料でご利用できます。蓼科山の大自然に抱かれた地で、本に触れ、大人の寛ぎを楽しめます。

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どういったお客様がご宿泊されますか?

蓼科親湯温泉は「大人の寛ぎ・おこもりの宿」として知られており、ゆっくりと滞在されたいお客様が多くご利用されます。特徴的なのが連泊率の高さで、全体の約20%が連泊のお客様です。無料ランチサービスといった連泊専用の特典をご用意しているほか、3万冊の蔵書を擁するLibrary Lounge「みすずラウンジ&バー」、渓流や渓谷を望む5つの絶景露天風呂や女性専用のプラネタリウム岩盤浴など、1泊では足りないほど豊富なコンテンツが揃っており、それが連泊を後押ししています。

 

年齢層はベースとして高め、落ち着いた雰囲気を好む大人の旅行者が中心です。シーズンごとにお客様の層も変化し、4月〜6月はゆったりと過ごしたい大人の旅行者が多く、8〜9月の繁忙期にはご家族連れのお客様も増えます。また、12月〜3月のスキーシーズンには、冬の蓼科でゆったり過ごしたいというお客様が増加傾向にあります。

従来、蓼科といえば「夏の避暑地」という印象が広く知られており、冬の魅力はまだ十分に伝えきれていません。冬はとても静かで森が凛と佇み、時が止まったような穏やかな時間が流れています。冷たく澄んだ空気と白く染まる山々に包まれた静謐な環境が疲れた心を深く癒すリトリートになります。こうした蓼科の冬の魅力を伝える企画として、さまざまな施策に取り組んでいます。

 

昨年の冬から、平日限定でオーブンで焼き上げた焼きリンゴとホットワインの無料サービスを蔵書ラウンジで提供始めました。また館内を周りながら、太宰治や伊藤左千夫といった蓼科親湯温泉に縁ある文人・歌人をご紹介する館内ツアーを実施したところ大きな反響を呼びました。また八ヶ岳山麓のクラフトビールブランド「8Peaks BREWING」で工場見学を行い、地ビールをお持ち帰りできるプランもご用意しています。こうした冬の企画はとても好評で、今年も行う予定です。

 

お客様の国籍比率としては日本人のお客様が約95%、インバウンドは約5%です。太宰治や小津安二郎など日本の文化人ゆかりの宿という独自のストーリーが、欧米系の文化好きなお客様にも響いており、インバウンドは文化系の欧米からのお客様が中心です。予約経路はOTAと公式HPがほとんどで、団体のお客様は全体の約1割程度となっています。

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施設管理で苦労されている点は?

蓼科親湯温泉は大正15年(1926年)の創業から100年。リニューアルや増設を重ねながらも、歴史ある旅館としての風情ある空間を守るため、古き良き部分は敢えてそのまま残しています。それだけに、施設維持のためのメンテナンスが欠かせません。

 

例えば「すずらん亭」の廊下は、趣ある建物の構造上どうしても冷えやすいため、ガス暖房器具の適切な管理と定期的な点検が重要になります。こうした歴史ある建物を安全かつ快適に保つための細やかな管理が、日々の施設運営の課題のひとつです。

 

さらに大きな課題となるのが、標高1,350mという山岳立地による環境面の厳しさです。特に冬季は気温が大幅に下がるため、水道管・温泉配管の凍結防止対策が不可欠です。加えて、寒暖差の激しい高原環境では空調設備のメンテナンス頻度も高くなります。「温泉旅館は場所を移動できない」からこそ、その立地の課題と真摯に向き合いながら施設を守り続けることが求められます。

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HoteKanを採用いただいた背景は?

HoteKanとの出会いは、ホテル・旅館業界向けの専門紙である「観光経済新聞」での記事がきっかけでした。施設管理の情報をそれまで手書きで記録・管理していたことへの課題感があり、「データとして蓄積・管理できるシステムを導入したい」という思いは以前から持っていましたので、これが使えるのではと思いました。

 

施設管理においては、人材を育てることの難しさも大きな悩みでした。経験の浅いスタッフがどのように施設の状態を把握し、引き継いでいくか。属人化しがちな現場の知見をどう組織の財産として残していくか。こうした課題を解決する糸口として、HoteKanへの興味が高まりました。

 

導入にあたっては、まずトライアル期間を設けて実際の運用感を確かめた上で本格導入を決定。IT導入補助金も活用できたのも有難かったです。

 

また、導入後の使い方説明についてのサポートも手厚く、オンラインだけでなく現地にも何度か来てもらい、そのタイミングごとの使い方の工夫を教えてもらいました。そのため、比較的スムーズにメンバーの利用者数を増やすことができ、部署横断的なやり取りができるようになりました。

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(写真)サービスチーム  横谷様

HoteKanによる効果はありますか?

最も大きな変化は、客室・施設ごとの記録がしっかりできるようになったことです。以前は各担当が紙で資料を作って印刷し、どこかの机に置いておくというスタイルで、「あの書類ってどこにあったっけ?」と必要な情報にすぐアクセスできない状況でした。それがHoteKanの導入により、部署を超えたメンバー間での状況共有がスムーズになりました。

 

問題が発生した際も、これまでは「点(発見者)と点(報告される人)」の情報のやり取りが「全体」へとつながるようになりました。共有と管理を徹底することで、施設管理の生産性向上・省力化に着実につながっています。

 

また、マニュアルの共有ツールとしても活用可能性が高く、グループチャット機能を通じて担当者間での情報共有が可能になると考えています。

 

例えば、停電により、各エリアごとのブレーカーが落ちた際、施設管理のメンバーでブレーカーを戻す作業をしています。ブレーカーの位置さえ分かれば、どのスタッフでも対応できるはずなので、早速グループチャットにブレーカー位置が分かる動画を載せて共有しています。

 

施設管理のマニュアルをしっかりと資料にして、ボックス内に整理していきたいと思いますが、どうしてもチェックアウト11時からチェックイン14時の少ない時間の中で、清掃と施設管理を行うため、突発的に何かが起きた際もそれを書き留めてマニュアルにするという余裕がないのが現実です。

 

それをグループチャットに「ブレーカーの位置について」などのように動画や画像だけ撮っておいて残すだけであれば、隙間時間で対応が可能です。グループチャットに溜まってきた施設管理マニュアル集が増えてくれば、その材料を基に時間があるときに資料を作成し、ボックスに整理してファイル保管することができます。

 

これによって、何かあった時でも施設管理以外のメンバーでも対応できることが増えますし、各部署の新人教育としての手順書やマニュアルとして活かせます。施設管理については、どうしても「〇〇さん」に聞いてと属人化しがちでしたが、HoteKanを活用して、少しずつノウハウを組織の財産として残していきたいと考えています。

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(写真左から)施設 肥野様、清掃 安藤様、サービス 横谷様

実際にHoteKanをどのように使われていますか?

蓼科親湯温泉では、サービス部門と施設管理(清掃・設備)部門がそれぞれの役割でHoteKanを活用しています。

特にチェックアウト後からチェックインまでの時間帯において、次のような流れで運用されています。

【HoteKan設備】

11:00~

お客様のチェックアウト後、清掃スタッフがお部屋に入り、設備の異常や忘れ物を発見。清掃スタッフ・サービススタッフがHoteKanに入力し、施設管理スタッフへ共有。

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12:00~

客室インスペクション(点検)の時間帯にも、サービススタッフが気づいた不具合をHoteKanへ入力。施設管理スタッフが現場へ向かい、対応を開始。チェックインまでに修繕が間に合うか、HoteKan上で進捗を確認しながら調整。

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今回インタビューさせて頂いた方

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創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 

サービスチーム リーダー 横谷 豪紀 様
 

2023年 合資会社親湯温泉 入社
上諏訪温泉しんゆにてフロントおよび接客業務に従事し、顧客対応力の向上に努める
2025年 蓼科親湯温泉へ異動
フロント・接客業務に加え、予約業務にも携わり、運営効率の向上を推進
現在 サービスチームリーダーとして現場マネジメントおよびサービス品質の向上を管掌

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