京町家ならではの設備修繕をHoteKanで素早くC/I前に解決
Nazunaについて教えてください
2016年、5部屋の露天風呂付の旅館「京都 茶の宿 七十七 二条邸」を1号店としてオープンしました。現在の「Nazuna 二条城」になります。
2017年、初の一棟貸しタイプ「季楽 京都 姉小路」「季楽 京都 東山」「季楽 京都 祇園」の3棟がオープンしました。
2018年、同じく一棟貸し「季楽 京都 本町」の運営を開始。
2019年、7部屋の旅館「Nazuna 京都御所」、一棟貸し「季楽 京都 銭屋町(朱、藍)」のオープン。
2020年、京都から飛び出し宮崎の飫肥にて、5部屋の旅館「Nazuna 飫肥 城下町温泉」、一棟貸し「季楽 飫肥 勝目邸」「季楽 飫肥 合屋邸」の運営を開始しました。そして、これまでで一番部屋数の多い23部屋の「Nazuna 京都 椿通」を2020年の5月にオープンしました。
毎年、常に新しい旅館や一棟貸しを立ち上げ、企画・コンセプト設計・開発・ブランディングを施設毎に異なる形でつくっています。
Nazuna京都二条城 支配人 大塚 誠 様
Nazunaのこだわりを教えてください
最近ではビジネスホテルにおいても増えてきましたが、当ホテルには「大浴場」があります。
冬には「ゆず湯」など、お仕事や長距離移動のお客様にとって少しでも疲れを癒して貰えればと思っています。
さらに、当ホテルでは毎日18時~20時の時間、1階フロアにおきまして「ハッピーアワー」を開催しています。アルコール(10種類)、ソフトドリンク(10種類)を取り揃えています。 ハイボール、カシスのリキュールはオレンジ、グレープフルーツ、ウーロン茶、ソーダなどいろんな割り方もお楽しみ頂けます。お仕事からホテルに帰ってこられて、まず1杯という方もいらっしゃいますし、夕食に出られる前に食前酒的に1杯呑まれる方もいらっしゃいます。コロナ禍においては、飲食店が殆ど閉まっていたこともあり、お客様にはハッピーアワーは大変有難いと言って頂きました。
もともとは、京都の古い町家をリノベーションして高級感溢れる快適空間に復活させるという事がはじまりでした。
しかし、実際にお客様をお迎えして、最高品質を届けようとすると、ハード面だけではなくソフト面も期待されるようになってきました。
そこで、Nazunaとして初めて企業理念を作成し、”おせっかい革命” を打ち立てました。
「私たちは、“おせっかい”を通じて、仲間の幸せとお客さまの感動を追求し、人と人との繋がりの素晴らしさを後継します。」を会社の使命として掲げました。
実際に、近所の町家の方にお客様のレセプションの協力頂き、京都のおすすめの場所や情報を京都のお菓子とお茶をいただきながらお客様と話をする。普通のホテルや旅館では体験できない ”おせっかい” は評判も非常に高いです。
人材にもこだわり、「おせっかい」が好きな人に入社いただいております。具体的に言うと、個性的で面白い人。我々は、単純にお金を儲けたい人というよりは、仕事も人生も楽しくいたいと思う人と一緒に働きたいと思っています。
Nazunaの特徴の一つとして、「施設のコンセプトが全て異なる」ということです。
お客様に非日常を感じてもらう為に、施設毎にコンセプトをしっかりと定めています。コンセプト設計は、建物の開発の前から行われます。
例えば、「Nazuna 京都御所」は「和菓子」がコンセプト。お部屋の名前も「柏餅」「葛切り」「八つ橋」「串団子」「最中」「落雁」「羊羹」と京都にちなんだお菓子の名前となっています。京都御所は、幅広い年代のお客様に宿泊頂いており、ご夫婦の方や男女カップル、ご家族での利用、先日も古希のお祝いということでお母様と息子さん兄弟でご利用いただきました。
また京都御所では、もともとあった蔵をお風呂にリノベーションし、更に音と光のアートと融合した「光の蔵風呂」も体験できます。
京町家ということもあり、「設備管理」が最も苦労しています。
特に、うちの場合は、お客様が各コンセプトを持つ該当の部屋を指定してご予約されるために、設備に異常が見つかったとしても、簡単にルームチェンジができません。その為、チェックアウトの11時からチェックイン前の14時の間に何とかして修繕を完了させなければいけないのです。もし設備異常によって部屋を売止にした場合、宿泊単価も高い為、1日当たりの機会損失は大きくなり、修繕に何日もかかれば、それだけでも大きく売上が下がってしまいます。
【HoteKan備品】
11:00~
お客様がチェックアウトされた後、清掃スタッフが客室に入り、客室備品のセットをする。
12:00~
セットした備品の数を紙に「正」の字で記入していく。
14:00~
清掃完了時に、紙に記載した数をまとめてHoteKan備品に入力していく。
在庫数が下限値を下回ったら、管理者にメールが届き発注する。発注した備品が届き次第、追加在庫数をフロントスタッフが入力する。
Nazuna京都二条城
支配人 大塚 誠 様
高校卒業後にセントレジスホテルのイタリアンの飲食部門からキャリアスタート。
その後、広告業界に転身し、広告代理店の営業業務に従事。2018年、株式会社Nazunaに参画。
どういったお客様がご宿泊されますか?
「Nazuna 二条城」は「お茶」がコンセプト。お部屋は「玉露」「玄米茶」「抹茶」「焙じ茶」です。定員が4名様までいける為、家族連れでのご利用が圧倒的に多くなっています。部屋によっては90㎡以上あるので、伸び伸びご利用いただけます。
「Nazuna 椿通」は「まち」がコンセプトです。おせっかいマルシェなどイベントも行い、地域に住む方々が参加できる機会もつくっています。また、隠れコンセプトとして、インスタやTikTokの「映え」があります。若い女性やカップルに大人気です。
運営で苦労されている点は?
先日も埋め込み式のエアコンから断熱材が飛び出てしまっており、結露した水が土壁に流れこみ、ホラー映画のような水漏れの痕が壁にくっきりと出てしまっていました。また土壁ならではの土の匂いも強く、スタッフ総出で、ドライヤーなどを使ってチェックインまでに何とか乾燥させました。
HoteKanを採用いただいた背景は?
こうした日々の設備管理のやり取りをLINEやSlackを用いて連絡し合っていたのですが、情報量が多すぎて、どんどん内容も流れていってしまい、今「どこで」「どんな状態」なのかが全く分からない状況になってしまっていました。
それを整理する為に、Excelで情報を逐一まとめたりしていたのですが、段々それも追いつかなくなってきていました。
また、一棟貸しを複数運営するようになり、各施設内に保管されている備品の在庫(それほど多く置けない)がどれだけあるかを都度、管理者が車で回って確認しに行かないといけませんでした。リモートでも残り在庫数が分かり、発注管理できれば良いのにと思っていました。
そこで適切な管理ツールが無いかと探していた所、見つけたのが「HoteKan」です。
HoteKanによる効果はありますか?
まさに今、「どこで」「どんな状態」か明確になりました。管理のしやすさは抜群です。
「HoteKan備品」によって、在庫数も明確になり、発注もしやすくなりました。
「HoteKan設備」で設備不備ごとに検索しやすく、チャットでのコミュニケーションも遡って確認がしやすくなりました。
施設のオーナーや投資家もHoteKanの内容を確認でき、自身の資産施設の状況をリアルに確認できると評判です。我々、運営会社としても、HoteKanがあるとオーナーや投資家への修繕に関する相談や決済もやりやすくなりました。それまでは、LINEやSlack、メールなど投資家ごとにコミュニケーションツールが異なっていた為、その度に添付資料を作成するなど、非常に大変でした。
定量的には、人件費として10~20%削減できているでしょうか。単なる人件費削減だけではない効果が大きいと思います。
実際にHoteKanをどのように使われていますか?
HoteKanは各スタッフ(清掃・フロント)のスマホで入力するか、宿泊施設毎のタブレットで入力しています。
【HoteKan設備】
11:00~
お客様がチェックアウトされた後、清掃スタッフが客室に入り、客室内の設備異常を発見する。
12:00~
フロントスタッフが確認に行き、写真を撮影、HoteKanに入力をする。(清掃スタッフが入力する場合もあり)
13:00~
管理者がHoteKanの通知を確認し、チャットで工務店やスタッフと修繕について相談をする。
14:00~
出来る限り、お客様のチェックイン前までに修繕を完了させる。
今回インタビューさせて頂いた方
京町家ならではの
設備修繕をHoteKanで
素早くC/I前に解決
Nazunaについて教えてください
2016年、5部屋の露天風呂付の旅館「京都 茶の宿 七十七 二条邸」を1号店としてオープンしました。現在の「Nazuna 二条城」になります。
2017年、初の一棟貸しタイプ「季楽 京都 姉小路」「季楽 京都 東山」「季楽 京都 祇園」の3棟がオープンしました。
2018年、同じく一棟貸し「季楽 京都 本町」の運営を開始。
2019年、7部屋の旅館「Nazuna 京都御所」、一棟貸し「季楽 京都 銭屋町(朱、藍)」のオープン。
2020年、京都から飛び出し宮崎の飫肥にて、5部屋の旅館「Nazuna 飫肥 城下町温泉」、一棟貸し「季楽 飫肥 勝目邸」「季楽 飫肥 合屋邸」の運営を開始しました。そして、これまでで一番部屋数の多い23部屋の「Nazuna 京都 椿通」を2020年の5月にオープンしました。
毎年、常に新しい旅館や一棟貸しを立ち上げ、企画・コンセプト設計・開発・ブランディングを施設毎に異なる形でつくっています。
Nazuna京都二条城
支配人 大塚 誠 様
Nazunaのこだわりを教えてください
もともとは、京都の古い町家をリノベーションして高級感溢れる快適空間に復活させるという事がはじまりでした。
しかし、実際にお客様をお迎えして、最高品質を届けようとすると、ハード面だけではなくソフト面も期待されるようになってきました。
そこで、Nazunaとして初めて企業理念を作成し、”おせっかい革命” を打ち立てました。
「私たちは、“おせっかい”を通じて、仲間の幸せとお客さまの感動を追求し、人と人との繋がりの素晴らしさを後継します。」を会社の使命として掲げました。
実際に、近所の町家の方にお客様のレセプションの協力頂き、京都のおすすめの場所や情報を京都のお菓子とお茶をいただきながらお客様と話をする。普通のホテルや旅館では体験できない ”おせっかい” は評判も非常に高いです。
人材にもこだわり、「おせっかい」が好きな人に入社いただいております。具体的に言うと、個性的で面白い人。我々は、単純にお金を儲けたい人というよりは、仕事も人生も楽しくいたいと思う人と一緒に働きたいと思っています。
Nazunaの特徴の一つとして、「施設のコンセプトが全て異なる」ということです。
お客様に非日常を感じてもらう為に、施設毎にコンセプトをしっかりと定めています。コンセプト設計は、建物の開発の前から行われます。
例えば、「Nazuna 京都御所」は「和菓子」がコンセプト。お部屋の名前も「柏餅」「葛切り」「八つ橋」「串団子」「最中」「落雁」「羊羹」と京都にちなんだお菓子の名前となっています。京都御所は、幅広い年代のお客様に宿泊頂いており、ご夫婦の方や男女カップル、ご家族での利用、先日も古希のお祝いということでお母様と息子さん兄弟でご利用いただきました。
また京都御所では、もともとあった蔵をお風呂にリノベーションし、更に音と光のアートと融合した「光の蔵風呂」も体験できます。
どういったお客様がご宿泊されますか?
「Nazuna 二条城」は「お茶」がコンセプト。お部屋は「玉露」「玄米茶」「抹茶」「焙じ茶」です。定員が4名様までいける為、家族連れでのご利用が圧倒的に多くなっています。部屋によっては90㎡以上あるので、伸び伸びご利用いただけます。
「Nazuna 椿通」は「まち」がコンセプトです。おせっかいマルシェなどイベントも行い、地域に住む方々が参加できる機会もつくっています。また、隠れコンセプトとして、インスタやTikTokの「映え」があります。若い女性やカップルに大人気です。
運営で苦労されている点は?
京町家ということもあり、「設備管理」が最も苦労しています。
特に、うちの場合は、お客様が各コンセプトを持つ該当の部屋を指定してご予約されるために、設備に異常が見つかったとしても、簡単にルームチェンジができません。その為、チェックアウトの11時からチェックイン前の14時の間に何とかして修繕を完了させなければいけないのです。もし設備異常によって部屋を売止にした場合、宿泊単価も高い為、1日当たりの機会損失は大きくなり、修繕に何日もかかれば、それだけでも大きく売上が下がってしまいます。
【HoteKan備品】
11:00~
お客様がチェックアウトされた後、清掃スタッフが客室に入り、客室備品のセットをする。
12:00~
セットした備品の数を紙に「正」の字で記入していく。
14:00~
清掃完了時に、紙に記載した数をまとめてHoteKan備品に入力していく。
在庫数が下限値を下回ったら、管理者にメールが届き発注する。発注した備品が届き次第、追加在庫数をフロントスタッフが入力する。
Nazuna京都二条城
支配人 大塚 誠 様
高校卒業後にセントレジスホテルのイタリアンの飲食部門からキャリアスタート。
その後、広告業界に転身し、広告代理店の営業業務に従事。2018年、株式会社Nazunaに参画。
今回インタビューさせて頂いた方
先日も埋め込み式のエアコンから断熱材が飛び出てしまっており、結露した水が土壁に流れこみ、ホラー映画のような水漏れの痕が壁にくっきりと出てしまっていました。また土壁ならではの土の匂いも強く、スタッフ総出で、ドライヤーなどを使ってチェックインまでに何とか乾燥させました。
HoteKanを採用いただいた背景は?
こうした日々の設備管理のやり取りをLINEやSlackを用いて連絡し合っていたのですが、情報量が多すぎて、どんどん内容も流れていってしまい、今「どこで」「どんな状態」なのかが全く分からない状況になってしまっていました。
それを整理する為に、Excelで情報を逐一まとめたりしていたのですが、段々それも追いつかなくなってきていました。
また、一棟貸しを複数運営するようになり、各施設内に保管されている備品の在庫(それほど多く置けない)がどれだけあるかを都度、管理者が車で回って確認しに行かないといけませんでした。リモートでも残り在庫数が分かり、発注管理できれば良いのにと思っていました。
そこで適切な管理ツールが無いかと探していた所、見つけたのが「HoteKan」です。
HoteKanによる効果はありますか?
まさに今、「どこで」「どんな状態」か明確になりました。管理のしやすさは抜群です。
「HoteKan備品」によって、在庫数も明確になり、発注もしやすくなりました。
「HoteKan設備」で設備不備ごとに検索しやすく、チャットでのコミュニケーションも遡って確認がしやすくなりました。
施設のオーナーや投資家もHoteKanの内容を確認でき、自身の資産施設の状況をリアルに確認できると評判です。我々、運営会社としても、HoteKanがあるとオーナーや投資家への修繕に関する相談や決済もやりやすくなりました。それまでは、LINEやSlack、メールなど投資家ごとにコミュニケーションツールが異なっていた為、その度に添付資料を作成するなど、非常に大変でした。
定量的には、人件費として10~20%削減できているでしょうか。単なる人件費削減だけではない効果が大きいと思います。
実際にHoteKanをどのように使われていますか?
HoteKanは各スタッフ(清掃・フロント)のスマホで入力するか、宿泊施設毎のタブレットで入力しています。
【HoteKan設備】
11:00~
お客様がチェックアウトされた後、清掃スタッフが客室に入り、客室内の設備異常を発見する。
12:00~
フロントスタッフが確認に行き、写真を撮影、HoteKanに入力をする。(清掃スタッフが入力する場合もあり)
13:00~
管理者がHoteKanの通知を確認し、チャットで工務店やスタッフと修繕について相談をする。
14:00~ 出来る限り、お客様のチェックイン前までに修繕を完了させる。