「LAUNCHPAD SEED」で準優勝、東急不動産賞、オーディエンス賞のトリプル受賞
2023年11月29日に開催された「LAUNCHPAD SEED 2023 Winter」の決勝に出場し、準優勝、東急不動産賞、オーディエンス賞の3つの賞を受賞しました。
LAUNCHPAD SEED 23Wは、シード期のスタートアップに特化したピッチイベントです。
IVSは、日本最大級のピッチイベント「IVS LAUNCHPAD」を開催しています。その歴史は古く、2023年に17年目を迎えました。IVS LAUNCHPADは、その名前が意味するとおり「まだ世に出ていないアーリーステージのスタートアップの飛躍を支える発射台になりたい」という思いで立ち上がったピッチイベントです。
厳しい予選を勝ち抜いた当社を含む計9社の決勝進出者が、自社プロダクトと熱い想いを6分間のプレゼンテーションにて発表しました。HoteKanを開発しているFRINGEとして、CEOの苅谷が登壇しました。
結果、東急不動産賞、オーディエンス賞、2位入賞のトリプル受賞という評価をいただくことが出来ました。
有難うございました。
▼当日の様子をYoutubeでご覧いただけます。
URL: https://www.youtube.com/watch?v=538vkkl5MCY
株式会社FRINGE 代表取締役 苅谷治輝の受賞コメント
9年前、突然名古屋のビジネスホテルを父から事業承継することになり、立ち上げたばかりのシステム開発の会社「FRINGE」を続けながら、ホテルの支配人として現場に入ることになりました。
ホテルが建ってから既に14年経っており、設備の老朽化が始まっていました。建築時の設計図があるのみで、あとは請求書や決算書などの財務情報しか残っていません。どの設備をどのタイミングで改修していくべきか、設備が老朽化すると何が起こるのか、また故障した時、誰に頼めばいいのか、全て分かりませんでした。
父からの引継ぎもたいしてなく、一からインターネットで調べました。
それでも全く分かりません。
気づくのは常に何かが壊れた時でした。
「Wi-Fiが繋がらない」「天井から水漏れしている」「エアコンから異音がする」「客室のお湯が出ない」「壁に穴が空いている」「ドアが開かない」「火災受信機からエラー音がしている」などなど。
必死にインターネットで業者を検索し、依頼しても現調だけでお金を取られ、出てくる見積が妥当なのかもわからない。こうした苦労をもう若い人達にはさせたくない。そういう想いで作ったのが「HoteKan」です。
いかに「早く」「安く」「ちゃんと」故障を直し、その修繕完了までのプロセスをデータベースとして残したい。
修繕のデータベースがあれば、次に施設を引き継ぐ人やそこで働く人達が誰でも対応できるようになります。
ある温泉旅館の総支配人はおっしゃいました。
「本物の支配人は、設備管理をする人だよ。」
それを聞いたとき、激しく共感しました。
何が故障しようと、今日お泊りになる方に迷惑を掛けてはいけない。
その想いで、必死に何とかするのです。
ホテルの責任者である支配人は、出張中だろうが休みの日だろうが、設備に問題が発生したら、直ぐに対応しなければいけません。365日心が休まる日はありません。
こうした頑張っている支配人や事業承継者が少しでも楽になるのであれば、自分は報われます。
今回の「LAUNCHPAD SEED」という大きな舞台でHoteKanを紹介させて頂いたことは本当に有難いことでした。
これからも施設管理の現場の声を直接聞きながら、サービスを進化させていきます。
ありがとうございました。
2023.11.29
「LAUNCHPAD SEED」で準優勝、東急不動産賞、オーディエンス賞のトリプル受賞
2023年11月29日に開催された「LAUNCHPAD SEED 2023 Winter」の決勝に出場し、準優勝、東急不動産賞、オーディエンス賞の3つの賞を受賞しました。
LAUNCHPAD SEED 23Wは、シード期のスタートアップに特化したピッチイベントです。
IVSは、日本最大級のピッチイベント「IVS LAUNCHPAD」を開催しています。その歴史は古く、2023年に17年目を迎えました。IVS LAUNCHPADは、その名前が意味するとおり「まだ世に出ていないアーリーステージのスタートアップの飛躍を支える発射台になりたい」という思いで立ち上がったピッチイベントです。
厳しい予選を勝ち抜いた当社を含む計9社の決勝進出者が、自社プロダクトと熱い想いを6分間のプレゼンテーションにて発表しました。HoteKanを開発しているFRINGEとして、CEOの苅谷が登壇しました。
結果、東急不動産賞、オーディエンス賞、2位入賞のトリプル受賞という評価をいただくことが出来ました。
有難うございました。
▼当日の様子をYoutubeでご覧いただけます。
URL: https://www.youtube.com/watch?v=538vkkl5MCY
株式会社FRINGE 代表取締役 苅谷治輝の受賞コメント
9年前、突然名古屋のビジネスホテルを父から事業承継することになり、立ち上げたばかりのシステム開発の会社「FRINGE」を続けながら、ホテルの支配人として現場に入ることになりました。
ホテルが建ってから既に14年経っており、設備の老朽化が始まっていました。建築時の設計図があるのみで、あとは請求書や決算書などの財務情報しか残っていません。どの設備をどのタイミングで改修していくべきか、設備が老朽化すると何が起こるのか、また故障した時、誰に頼めばいいのか、全て分かりませんでした。
父からの引継ぎもたいしてなく、一からインターネットで調べました。
それでも全く分かりません。
気づくのは常に何かが壊れた時でした。
「Wi-Fiが繋がらない」「天井から水漏れしている」「エアコンから異音がする」「客室のお湯が出ない」「壁に穴が空いている」「ドアが開かない」「火災受信機からエラー音がしている」などなど。
必死にインターネットで業者を検索し、依頼しても現調だけでお金を取られ、出てくる見積が妥当なのかもわからない。こうした苦労をもう若い人達にはさせたくない。そういう想いで作ったのが「HoteKan」です。
いかに「早く」「安く」「ちゃんと」故障を直し、その修繕完了までのプロセスをデータベースとして残したい。
修繕のデータベースがあれば、次に施設を引き継ぐ人やそこで働く人達が誰でも対応できるようになります。
ある温泉旅館の総支配人はおっしゃいました。
「本物の支配人は、設備管理をする人だよ。」
それを聞いたとき、激しく共感しました。
何が故障しようと、今日お泊りになる方に迷惑を掛けてはいけない。
その想いで、必死に何とかするのです。
ホテルの責任者である支配人は、出張中だろうが休みの日だろうが、設備に問題が発生したら、直ぐに対応しなければいけません。365日心が休まる日はありません。
こうした頑張っている支配人や事業承継者が少しでも楽になるのであれば、自分は報われます。
今回の「LAUNCHPAD SEED」という大きな舞台でHoteKanを紹介させて頂いたことは本当に有難いことでした。
これからも施設管理の現場の声を直接聞きながら、サービスを進化させていきます。
ありがとうございました。